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― 原初神話 ―

2022/05/12
クリスティアには、多くの宗教や信仰がある。
が、その多くは原初神話から通じるものが多い。


原初神話では、3つの点のみが伝わっている。
『世界にリュラが降りたち、4つに分かれた』
『4つの世界に、神は守護神たちを置いた』
『そのうちの一つがこの世界である』

クリスティアでは『神』に値する言葉は「リュラ」という音から、変化したものが多い。
厳密にはリュラは神ではないが、原初神話を作ったものにより『神』とされる。

4つの世界の名は語られず、天使たちも『守護神』となっている。
ただ、その後に天使となっている神話もある。

神が世界を4つに分けた理由も、4つに分かれた理由もそれぞれの宗教によって違うが、上記の3点においてだけは多くの宗教で共通している。

ただし例外もあり、全ての信仰がこの神話に基づいて作られているわけではない。


4つの世界は
『神の世界・人の世界・獣の世界・魔の世界』
『無の世界・形の世界・記憶の世界・幻想の世界』
『火の世界・水の世界・風の世界・地の世界』
『天・地・水・陸』
etc.
と、信仰によって全く違うものとなっている。


世界を5つに分けたとされたものもあるが、その場合『リュラ』は神ではなくて守護天使の一人に数えられる。
天使たちの名前もバラバラで、正しくは伝わっていない。
ただし、この世界の守護神として『セイン』という音が使われる事が多い。


8つの場合もある。
4つの世界が全て二つに分かれて8つになったという物語。そして、天使たちもまた二つに分かれたという話になっている。

また、『神が降り立った』という話ではなくて、最初から『4人の神がこの世界を作った』というものもある。
この場合は天使は出てこず、4人の神がそれぞれ一つずつの世界を管理しているという。

世界は行き来が出来ない事から、4人の天使たちは仲が悪いという物語もある。




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