
― 【バイバイ】 ―
文字数:2147文字 バシャン パシャ 水がはねる。 その中に深織がいる。 深織は今日も、海で泳いでいる。 それを浜辺で見ている僕。 綺麗な深織。 水が深織の周りでキラめく。 やさしい時間が、ゆっくりと進んでゆく。 「カ――イ」 深織が、海から上がってきた。...
文字数:2147文字 バシャン パシャ 水がはねる。 その中に深織がいる。 深織は今日も、海で泳いでいる。 それを浜辺で見ている僕。 綺麗な深織。 水が深織の周りでキラめく。 やさしい時間が、ゆっくりと進んでゆく。 「カ――イ」 深織が、海から上がってきた。...
文字数:1278文字 パシャン バシャッ 遠くで水音が響く。 深織は毎日、ここにきて泳ぐ。 午後の日差しは、まだ暖かかった。 それでも、海の水は冷たい。 深織は、人魚のように泳ぐ。 美しく軽やかに・・・・・・。 僕はそれを、ボーと浜辺で見ていた。 傷はもうす...
文字数:1188文字 夢を見た――― 人魚の夢。 水の中。 「ウィザード様。どうかお願いです。」 ウィザード ( まほうつかい ) ? 人魚がフードをかぶった人に願っている。 「よかろう。ただし・・・・・―――」 コポッ コポポッ 水が声をさえぎる。 よく聞こ...
文字数:964文字 ガラッッ え゛? 嫌な予感がした・・・。 案の定、足元が崩れ落ちてゆく。 ザッザザアアァァァァ 天と地が回転する。 周りの石や砂と一緒に、落ちてゆくのがわかった。 あちこちに痛みが走る。 そして、後頭部が激痛におおわれる。 覚えていたのは...
―――夢を見た――― 童話の中みたいな 人魚の夢 なぜ、こんな夢を見るのか知らない。 人魚は、悲しげにこちらを見つめる。 美しい人魚が忘れられない。 なぜか その人魚を知っている。 夢の中のことなのに―――。 次へ>>
― 夢を見た ― 妖精の夢 ミラク:作 ―――夢を見た。――― 幼い頃出会った、妖精の夢。 妖精との約束を思い出せない。 ドリームシリーズ1夏 サマードリーム : ドリーム : : 再会 : : 風の中 : : 約束 : ...
≪子供の頃は?≫ 編 【だあれ?】 ザワザワ 樹が風に揺れて、鳴いている。 その樹の下で、私は一人で遊んでいた。 ボールがポンポン跳ねる。 ザアァァ 強い風が吹いた。 「キャ」 髪が顔にあたって、目の前がまっくら。 あれ、ボールない? あ、あった。 樹...
≪もしも、妖精に出会わなかったら?≫ 編 【 ・・・・・・・】 話にならない・・・・。 ≪もしも、妖精についていったなら?≫ 編 【バイバイ】 夢を見た――― 妖精の夢。 過去の私がいる。 夢の妖精も 夏の光の中で・・・ かくれんぼをしていた。 「どこ?フ...
文字数:1214文字 ザン ザザァ 涼し気な波の音が聞える。 「ねっ、結構いい所でしょ」 雷那が別荘を指差しながら言った。 「風夢は来れなくて残念だけど、二人で思いっきり楽しもうね」 明るい声の雷那。 「うん」 「部屋に行ったら着替えて、海に行こう」 二人で泳いで楽し...
文字数:2039文字 しばらくは何も無かった。 妖精の事など忘れていた。 夢も見なくなっていた。 期末テストが近づいていた。 「冷夏、あたりそうな所教えて」 雷那が、いつも通りすがってきた。 テストが近づくと、いつもこれだ。 「雷那、人をあてにしないでたまには自分...
文字数:313文字 「私の勝ちだね」 夏休みの終わり。 冷夏は現実を選んだ。 「そうだね」 フゥームが月明かりの中たたずむ。 ここは学校の屋上。 私の家に来たフゥームがここに移動したのだ。 「心配しないで」 私はふっと気を緩めて笑う。 「冷夏は私が護るから」 フ...
文字数:1443文字 教室でボーとしている冷夏に声をかける。 「おはよん」 冷夏はビクンと体を震わせ振り向く。 「何よ、そんなに驚く事ないじゃない」 昨日、冷夏は彼にあったのかな。 だって、彼が冷夏を見てる。 「昨日、彼と何かあった?」 「え?何が?」 目をぱちくりし...
文字数:1153文字 「転校生の秋月風夢君だ」 その子を見たときイヤな予感がした。 彼は人じゃないと。 そして・・・彼は。 放課後・・・ 私たち2人以外、誰もいない教室。 今日まで提出の課題を冷夏に手伝ってもらっていた。 「いつも男に興味の無い冷夏が珍しいねボーと...
妖精を夢見ていたのは私だった。 だから、彼を見つけることが出来た。 たぶん、これからも妖精の夢は見るだろう。 だけど、妖精には会えない――――― <<前へ 15歳・冬
文字数:2038文字 「令夏。次、これ教えて」 暑い夏休み。 長い夏休み。 そして、宿題の夏休み。 私は雷那の家にいた。 もちろん、3人で勉強会をしている。 長かった夏休み、勉強会と称しては雷那の家に集まり そして、遊びほうけていた。 おかげで、夏休みも後少し...
文字数:2072文字 しばらくは何も無かった。 妖精の事など忘れていた。 夢も見なくなっていた。 期末テストが近づいていた。 「冷夏、あたりそうな所教えて」 雷那が、いつも通りすがってきた。 テストが近づくと、いつもこれだ。 「雷那、人をあてにしないでたまには自分...
文字数:1039文字 あれから、なぜか3人で帰る事が多くなった。 「冷夏、帰ろうよ」 雷那がいつものようにそう言ってきた。 「あ、ちょっと待っててくれる?日誌を書いて、職員室に持っていくから」 黒板を消し終わった私は雷那の方を見ていった。 雷那は私の席に座っている。 ...
文字数:2984文字 「 冷夏 ( れいか ) 、今日転校生が来るんだって」 友達の 神矢 ( かみや ) 雷那 ( らいな ) がぱたぱたと廊下を走りながら、そう言ってきた。 教室にいた私は、初夏の風になびく髪を邪魔そうにかきあげた。 「へえ、で男?女?」 ...
―――夢を見た。――― 幼い頃出会った、妖精の夢。 なぜ、妖精だと思ったのか覚えていない。 その子は羽根もなかったし、飛ぶこともしなかった。 ここに引っ越して来てからは思い出した事などなかった。 なぜか涙が止まらなかった。 夢の内容は覚えていない――。 ...
君が生きた時代を僕は見てる。 この世界に僕は生きられず 君はその世界で生きる。 触れることさえない時間 どこへも行けない僕と どこへでも行ける君 肉体を持たぬ僕と 肉体を持ちえた君 この扉は永遠に開かない 僕が生きた時代を君は見てる。 この...
+ 【喰】 + 【諦め】 + 【今は】 + 【忘却】 + 【言葉の欠片】 【喰】 飽食の時代。 絶望さえも食らい尽くす。 残るのは虚無感。 【諦め】 それは頑張った結果ですか? それはやり遂げた後ですか? それは極め...
ファビコンを作ってみた。 このブログ 時の交叉路 と 流風童心 と 徒然双樹 のファビコンとして使ってる。 <<あやつり 絵 色線>>