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― 個展とスーパーマーケット殺人 ―

2022/05/12
文字数:約970文字

18【個展とスーパーマーケット殺人】

夢を見た。
小さな個展を開いていた。
淡いカラフルな小さな絵がいくつも飾ってある。
数人がその絵を見ている。
「どの絵が好き?」
と言う話になった。
皆がそれぞれ、これが好きあれが好きと言い合っていた。
最後に誰かが「これ」と黄色い絵を指さした。
黄色い四角い何かを描いてある絵。
私が描いた絵の中で私もそれが好きだと思った。
嬉しいと思った瞬間。
目が覚めた。


夢を見た。
スーパーマーケットの中に居た。
誰かが殺された。撲殺だった。
この店の中のどこかに、凶器が隠されているだろうという話になった。
私も凶器を探す事にした。
他にも数人が凶器探しのために店の中に居た。
入口の方は果物や野菜が並んでいた。
ざっとそれを見ながら、店の奥へと進んでいく。
魚のコーナーになった。
と、男性が唐突に「魚の中に凶器があるかも」と言って、魚を三枚に捌いていった。
「すごいですね」と声をかけると
「料理が趣味なんだ」と言うような話をしてくれた。
自分にはあんなことは出来ないなと思いながら、先へと進んだ。
先にはお肉のコーナーがあった。
そこでは、ミニスカートでヒールを履いていた女性が「お肉の中に凶器があるかも」と料理を始める。
料理とは無縁そうに見えたのに、人は見かけによらないなと思った。
女性はフライパンを取り出して、何かを焼き始めた。
肉のコーナーの先には特に何もなさそうだった。私は見逃したものが無いかと、来た道を戻ってみた。
魚のコーナーでは先ほどと同じように、男性が魚を三枚におろしている。
少し脇を見ると、また別の女性が何かをメモしていた。
お肉のコーナーで料理をしていた女性の元へと戻ってみた。
料理が出来上がっていた。
お皿にフレンチトーストが乗っていた。
「どうぞー。美味しいわよ。やっぱり、何もなかったわ」
数枚のお皿が目の前に置かれる。
私は座ってフレンチトーストを手にした。
「何もなかったよ」と男性もやってきて、一緒に食べた。
暫くするとメモをしていた女性もやってきた。
「ここにあるものは、大体わかりました」
と報告をしてくれる。
それを聞きながら、もう一枚フレンチトーストが食べたいけれど、手を出していいモノか迷っていた。
ふと、報告の中に気になるものがあった。
そこで、凶器はあそこに隠れているとひらめいた。

と言うところで、目が覚めた。
どこに凶器が隠されていると思ったのかが、思い出せなかった。




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