
― 星達の集う時間:1 ―
【崩壊・光】~遠い光の日々~ 全ての闇が何処からきたのか。 全ての光が何処からきたのか。 疑問に思うことさえ忘れてしまう。 闇も光も同じもの なのに全く違うもの。 貴夜、君が光で 僕が闇。 そう思ってしまうのは 忌まわしい思い出の所為だとわかっている。 ...
【崩壊・光】~遠い光の日々~ 全ての闇が何処からきたのか。 全ての光が何処からきたのか。 疑問に思うことさえ忘れてしまう。 闇も光も同じもの なのに全く違うもの。 貴夜、君が光で 僕が闇。 そう思ってしまうのは 忌まわしい思い出の所為だとわかっている。 ...
― 番外編CM ― ・効果音提供 ■WEB WAVE LIB ~音と声のOnLine素材集~ ・音楽提供 TAM Music Factory ::声の協力者様:: ■冠瀬 貴夜役 桐村 翼様 ■冠崎 透役 ヤモリ様 ■鬼炎役 ...
― 透視点CM ― ・効果音提供 ■WEB WAVE LIB ~音と声のOnLine素材集~ ・音楽提供 TAM Music Factory ::声の協力者様:: ■冠瀬 貴夜役 桐村 翼様 ■冠崎 透役 ヤモリ様 ■鬼炎役 ...
― 貴夜視点CM ― ・効果音提供 ■WEB WAVE LIB ~音と声のOnLine素材集~ ・音楽提供 TAM Music Factory ::声の協力者様:: ■冠瀬 貴夜役 桐村 翼様 ■冠崎 透役 ヤモリ様 ■鬼炎役 ...
― これから、あなたは7つの星に支配されるでしょう ― 貴夜が出会った、一人の占い師。 その占い師から不思議な予言じみた言葉を聞いた。 見つけた仲間。殺しあう定め。 辿り着いた先で、彼女が見たものは? SEVEN~7~ : プロローグ ...
人も自然も無くなった星。 「最後の希望だった」 ぽつりと呟く声は誰に言ったのか。 貴夜、貴女が最後だったのです。 7つの滅びの後の審判を下すのは貴女。 それでも― 「私はただ、生きていて欲しかった。 ―セイン―貴方の星は貴方無しでは生きられなかった」 誰も...
いつから生きているのか。 それさえも忘れるほど長い時間の生。 だけど、終わりは一瞬で 思い返せるものなど一つとしてなく 過去と呼べるものさえ見当たらず 記憶は何処にあったのか ただ残るのは 7つの星の色― <<前へ 7
文字数:883文字 そして― 歯車は最悪の方向に向かいました」 「最初の……私がいた時代?『終わり無き生』が開発されたのって? そんな科学力あったの?」 「ありましたよ。あなた、あの時のどれだけ生きたか覚えてますか?」 「……百年ぐらいって普通じゃないの?」 記憶を辿り...
文字数:1019文字 虚ろな瞳が空を映し出す。 青い青い星の世界を。 「支配してたのはあなた?」 まっすぐに天を見つめたまま、私は問う。 答えは無い。 「ねえ。私もコマだったの?」 風が一筋横切った。 「答えなさいよ!!」 振り向き私は叫ぶ。 隠そうとしていた―...
文字数:1554文字 ―――――――!! 風が一筋吹き抜けた。 危険な香りを乗せて― 「見つけた」 「ようだな」 私の言葉に闘華が続ける。 と、不意に闇が襲い掛かってきた。 さっきまでの青空も、草原の緑も木々の色も何もかもが黒に染まる。 「闘華!!」 とっさにお...
文字数:1562文字 サワサワ。 草原が風になびいている。 緑溢れるこの星。 一見、平和で豊かにも見えるが―― 「やっぱり、だめだった」 不意に後ろで闘華の声がした。 「そう……」 私は振り返らずに答える。 「なあ。いい加減見つからないのか?」 「さっぱり」 選...
文字数:2187文字 「わらわじゃ」 何処からか声が響いた。 一瞬私たちは身構え、また辺りに目を凝らす。 「あっ」 私は一瞬息を飲む。 銀の木の幹の辺りに人の顔が浮かんでいる。 それはとても不気味で銀色に煌煌と光っていた。 闘華もそれに気づいて動きを止めた。 「ど...
文字数:1841文字 「うわ~きれい」 思わず感嘆のため息が出る。 「目立つな。あれだけ派手だと」 隣で闘華が呟いた。 広がる荒野、満天の星。 その先に、ネオンに包まれた街がある。 この星で唯一の人のいる場所。 いや、いるかもしれない場所。 「行く?」 まっすぐ...
文字数:1509文字 辺りが夕闇に包まれた頃、それは終わった。 私はたくさんの躯をよけて歩き、戦場の中央だった場所に行く。 そこに、だた一つ動く人影。 「敵も味方も関係ないのね」 静かに問うようにその影に聞く。 「そうだな。関係ない。戦だからな」 抑揚の無い声でそう...
文字数:1060文字 人は人を憎み 人は人を恨み 人は人を殺す 繰り返される悲劇が悲劇を呼び 止めようのない怒りが怒りを呼ぶ 人は安穏とした日々を送っていた。 確かにそんなときもあったはずだった。 何が原因なのか。 何が理由だったのか。 何故こうなったのか。...
文字数:1560文字 「へえ。力をコントロールできないんだ」 氷の中で少女の声が聞こえた。 「風が私の力?」 いつ?何処でこの力を手に入れたんだろう? 私は少し戸惑っていた。 「何?気づいてなかったの?」 不思議そうに氷霊は問う。 氷壁がパキパキと音を立てて崩...
文字数:1264文字 月が沈み、日が昇る。 産まれるモノがあり、死に行くモノがある。 植物が茂り人が増える。 私はタダそれを見ていた。 延々と続く時間を見つめていた。 それ以外何が出来るだろう。 何が・・・。 「ねえ。寒くないの?」 一人の少女が私に声をか...
文字数:1376文字 あっけなく・・・と言うより抵抗をせずに 「ラー」に捕まってみた。 噂の鬼炎に興味があったから。 しばらく砂漠を歩かされ、ある岩の洞窟に入ってゆく。 そして、随分奥まで来ただろうと思った頃急に広い場所に出た。 「ようこそ。キヨ」 中央に装飾を施...
文字数:1666文字 ・・・・。 あの時・・・。 風に舞う砂に起こされた。 私は何も分からず、歩き出した。 あれから、どれくらい経ったのだろう。 何度も死を望み、手首を切る。 その度に目が覚め、傷はふさがる。 何度も死を願い、毒を飲む。 その度に目が覚め、体...
文字数:2480文字 カラリ 「センセ。来たよ」 私もいつも通りに相談室の扉を開けた。 そこにはやっぱりいつも通りのセンセの姿。 白い白衣を身にまとってお茶を入れている。 私は傍にあるイスに座った。 「どうぞ」 そう言って持っていたカップを私に渡してくれた。 「珍...
文字数:2000文字 中学の時はまだ良かったのかもしれない。 成績の良い私を皆慕ってくれた。 でも、高校にはいるとそうではなくなった。 私を妬む人が多くなった。 私が入ったのは有名な進学校。 当たり前だとも思う。 成績のことしか頭に無い人の集まりだもの。 おかげ...
文字数:1931文字 「もし、そこのお嬢さん」 学校の帰り道、私はまっすぐと家へ帰ろうと思っていた。 その時にふと、男性の声に呼び止められたのだ。 私はそのまま無視をして通り過ぎようとした。 「そこのあなたですよ。 冠瀬 ( かんぜ ) 貴夜 ( きよ ) さん」 ...
いつから生きているのか、 それさえも忘れるほどの長い時間を生きている。 誰も知らない世界の終わりを幾度も見続ける。 何故?どうして? 考えることにも疲れ、ただ時間だけが過ぎゆく。 私の願いはただ一つ。 でも、それをかなえてくれる人なんて存在しない。 もし、いるな...
文字数:約409文字 ✞::小さな話::✞ あの日、私は死んだ。 はぁ はぁ はぁ……っ 走っても走っても、追いかけてくる。 何から逃げているのかも分からない。 でも、追いかけてくる。 どこまでも、どこまでも ……ナニカガ 追いかけ...
〈雨の鎮魂歌〉 文字数:約1842文字 濁った水溜り。 行き急ぐ学生。 鳴り響くチャイム。 そんな中で少女は何を思っていたのか。 少女はいつも校門へと足早に歩く。 そして、そこでぷっつりと姿を消すのだ。 今日も― 雨の中傘もささずに傍を通り過ぎた。 ...
〈雨の子守唄〉 文字数:約1936文字 霞む町並み。 行き交う人々。 立ち並ぶ建物。 そんな中で少女は何を思っていたのか。 激しくなった雨に俺達の足も自然に速くなる。 「おい、あそこで雨宿りして行こうぜ」 前を走っていた友達の魁が肩越しにこちらを見てそう言...
こくばん.in で描いたもの。 <<こくばん.in1 絵 とある日の>>
こくばん.in で描いたもの。 <<落書き闇3 絵 こくばん.in2>>
―SEVEN― のキャラクター達 ::航(ワタル):: ::リース:: メインキャラクター 貴夜・透・占い師 イラスト 鬼炎・氷霊・闘華・紗覇瑠・紗瑠夢 イラスト 航・リース イラスト キャラットでキャラ作成 1 2 ...
―SEVEN― のキャラクター達 ::鬼炎(キエン):: ::氷霊(ヒレイ):: ::闘華(トウカ):: ::紗覇瑠(シャハル):: ::紗瑠夢(シャルム):: メインキャ...